Banana,grove and whale shark

この映画について 制作日誌

東京と沖縄を舞台に描かれる父と子の物語。

あの頃、親父のことが大好きだった。
・・・そして今、本当に大嫌いなヤツになった。

簡単なようで一番難しいのが親子関係。
父と息子の交わらない思いと、
それを囲む人々を暖かく描く、ヒューマンドラマ。
本物のドラマを作りたい。エンターテイメントばかりを追い求めた映画があふれるなか、
本物のドラマとは何か?そんな思いを抱き、集まった俳優・スタッフたち。

監督は前作「 ねこのひげ」が現代の小津作品と絶賛された、矢城潤一。
主演は、父親役に、名バイプレーヤーでTVドラマ、映画での露出が著しい中原丈雄、
俳優だけでなく様々な社会的活動で常に前へ進んでいく、塩谷瞬。
そして彼らを囲むのは、邦画界では欠かせない名俳優達。
日常のある東京と、そこから1600キロ離れた沖縄で、父と子の切なくも温かなストーリーを軸に、
様々なヒューマンドラマが描かれていきます。

この映画ヘコメント

どうしようもない父親だ。
どんな問題からもさっさと逃げ出してしまう。
最低としかいいようがない。
そして鳶が鷹を生んだかの様なその父親の息子。
でも・・・非のうちどころのないその息子より
父親に共感をおぼえるのはどういうことだろう。
俺も最低な男なのだろうか。
そんな事はないと思いたいが・・・どこか羨ましいと感じている。
どこに?もう一回観てみようかな・・・

北条 司(漫画家)

息子はいつまでたっても、親父の呪縛から逃れることができない。
だめ親父であればあるほどよけいに

鈴木 光司(作家)

主人公は、女にも金にも家族にもだらしない中年男。
最低なヤツだけど、どこか憎めない。
もしかして男って、誰もがみんな、
こんなルーズな生き方に憧れているのかも知れない。

加藤 正人(脚本家)