Banana,grove and whale shark

あらすじ

介護の必要な祖母園田俊江(馬渕晴子)と暮らす園田敦(中原丈雄)は15年前に妻、堂本真理子(黒田福美)、息子の堂本光司(塩谷瞬)、娘の堂本さつき(趣里)を棄て自由奔放に生きている。父を反面教師とするように、光司は「弁護士」を志し司法試験に合格、独立するまでの期間を大原文雄(柄本明)の元で研鑽を積んでいた。光司の婚約者山辺倫子(原田佳奈)との結婚の話が進む中、忘れていた「父」の存在が浮上する。

光司は倫子との結婚式を終えたある日、敦の留守中に俊江の容態が悪化、発見が遅れたことにより他界してしまう。葬式にも顔を出さず、働いていた焼肉店の売り上げと一緒に蒸発してしまう敦。

そんな父への想いも薄れ、しあわせな新婚生活を送っていた光司。
倫子の妊娠を知り、父になることへの期待と不安をかかえていたある日、沖縄の警察から連絡が入る。
どこまでも広がる碧い空とエメラルドグリーンの海を背景に、光司の父親像を探す旅が始まる。